やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
「青春とは嘘であり、悪である」
──こう書いた作文をきっかけに、「奉仕部」に入部させられた比企谷八幡。奉仕部では、息を呑むほどの美少女・雪ノ下雪乃、クラスの上位カーストに属するギャル・由比ヶ浜結衣に出会い、ラブコメに展開──するはずが、八幡の残念な性格がそれを許さない!
八幡の高校生活、いったいどうなる!?
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- 第1話「こうして彼らのまちがった青春が始まる。」
- 第2話「きっと、誰しも等し並みに悩みを抱えている。」
- 第3話「たまにラブコメの神様はいいことをする。」
- 第4話「つまり、彼は友達が少ない。」
- 第5話「またしても、彼は元来た道へ引き返す。」
- 第6話「ようやく彼と彼女の始まりが終わる。」
- 第7話「ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。」
- 第8話「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」
- 第9話「三度、彼は元来た道へ引き返す。」
- 第10話「依然として彼らの距離は変わらずに、祭りはもうすぐカーニバる。」
- 第11話「そして、それぞれの舞台の幕が上がり、祭りは最高にフェスティバっている。」
- 第12話「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」
- 免責事項
第1話「こうして彼らのまちがった青春が始まる。」
「青春」を謳歌する周囲を鼻で笑いながら、孤高のぼっちとして日々をすごす高校生・比企谷八幡。 そんなひねくれた性格を問題視した生活指導担当教師・平塚静は、八幡を連れてある場所を訪れた。 そこにいたのは、完璧美少女・雪ノ下雪乃。いきなり雪乃と二人きりになった八幡だが……。
第2話「きっと、誰しも等し並みに悩みを抱えている。」
奉仕部の部室に不審人物が現われた!
ロングコートを身に着け、レザーの指ぬきグローブをはめた出で立ち…部室にいたのは材木座義輝。奉仕部への依頼があるという。彼は、いわゆる中二病をこじらせているがゆえのぼっちである。
ライトノベル作家を目指す彼の依頼とは、自身の作品の品評だった。
第3話「たまにラブコメの神様はいいことをする。」
テニス部の戸塚彩加は、小動物のように可愛いルックスで、さしもの八幡もまちがってラブコメしそうなほど。テニス部を強くしたいという戸塚の依頼を受けた奉仕部は、昼休み返上でテニスの特訓をしていた。
ところが、リア充女子グループのボス・三浦優美子たちとのテニス対決に発展してしまい……。
第4話「つまり、彼は友達が少ない。」
職場見学なる行事が迫るある日、八幡のクラスでは妙なチェーンメールが(八幡を除いて)ひそやかに蔓延していた。クラスメイトを中傷する類のものだ。ターゲットの戸部、大和、大岡はクラスの上位カーストグループを率いる葉山隼人の取り巻き。事態を丸く収めてほしいと奉仕部にやってきた葉山の依頼を解決すべく、八幡がとった行動とは?
第5話「またしても、彼は元来た道へ引き返す。」
八幡の妹、比企谷小町は同じ塾に通う川崎大志からある相談を受けていた。姉の様子がどうもおかしいのだそうだ。彼の姉、川崎沙希は(八幡は知らなかったが)八幡と結衣のクラスメイトということもあり、奉仕部でその問題の解決に乗り出した。沙希の不審な行動を改めさせるべく、様々な策をめぐらすが──。
第6話「ようやく彼と彼女の始まりが終わる。」
まちがってしまった関係、誤解は正せないまま──。八幡の卑屈さゆえからの態度で、気まずくなり奉仕部に来なくなってしまった結衣。そんな中、平塚先生からの奉仕部人員補充の指令もあり、雪乃は結衣を復帰させるため八幡にある提案を持ちかける。それは、一緒に買い物に行くこと──?
第7話「ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。」
夏休み、それはぼっちにとってのサンクチュアリ──。だらだらと至福の時を過ごす八幡だったが、ひょんなきっかけで小学生のキャンプの手伝いをすることになってしまった。参加するのは、奉仕部メンバー+戸塚だけでなく、葉山、三浦などカースト上位グループ! (八幡的に)平和な夏休みだったはずなのに、いったいどうなる?!
第8話「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」
キャンプに同行して二日目。川遊びなどキャンプを楽しんでいた八幡以外の奉仕部と戸塚、葉山グループだったが、一つ気になることが。小学生グループ内で孤立している鶴見留美の存在だ。夜、肝試しの脅かし役としてスタンバイすることになった八幡たちは、留美のためにとある作戦を実行することになる。
第9話「三度、彼は元来た道へ引き返す。」
雪ノ下家のリムジン、そしてあの事故との関係は果たして──? 八幡は釈然としない思いを抱え、より一層ぐだぐだと残り少ない夏休みを過ごしていた。そんなある日、比企谷家に結衣が訪れた。結衣の愛犬・サブレを預かっていたのを迎えに来たのだ。結衣は、サブレの面倒を見てくれたお礼として八幡を花火大会に誘うのだが…。
第10話「依然として彼らの距離は変わらずに、祭りはもうすぐカーニバる。」
文化祭の準備が始まった。居眠りをしていたせいで、文化祭実行委員をやるハメになってしまった八幡。しぶしぶ向かった実行委員会には、雪乃の姿もあった。文化祭準備期間中は奉仕部の部活動を中止にすることになった…はずだが、文化祭実行委員長になったばかりの相模 南がとある依頼を持ちかけてきた。
第11話「そして、それぞれの舞台の幕が上がり、祭りは最高にフェスティバっている。」
雪乃は、文化祭実行委員の副委員長として委員長の相模を補佐することを引き受けた。その仕事ぶりは、相模の存在がかすむほど。バランスを欠いた実行委員会の機能はマヒしはじめ、実務が雪乃に集中することになってしまった。そのせいか、ついに体調を崩した雪乃は学校を休んでしまい…。
第12話「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」
雪乃はもちろん、八幡でさえも身を粉にして働いたおかげ(?)か、文化祭もいよいよクライマックスへ。しかし祭りを締めくくるエンディングセレモニーの準備中にトラブルが発生。セレモニーであいさつをするはずの実行委員長・相模がどこにもいないというのだ。彼女を捜すために八幡がとった方法とは?
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